SUPERCUB Tourists! 〜 カブに乗って旅に出よう!

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1999-08-13 北海道爆走(2)篇[1] 相模原〜苫小牧

_ 前口上

1999年夏、BMW R1100RSで北海道を走った記録。カブとは関係ないけどこっそり置いておく。

_ 04:00

相模原。睡眠5時間。きついな。朝刊にビニールがかかっているのが気になるが、雨は降っていない。乗船案内には出航の2時間も前に来いと書いてあるので、メシも食わずに出発。……そして、走り出したとたんに降り始める。ぐあーっ、おれがなんかしたって言うのかよぉぉ。仕方がないのでR16で下だけ雨具を着用。で、東名に乗ったとたんに晴れるし……。

_ 05:30

常磐道。こんな時間なのにけっこう込んでる。車線も守れないようなサンデードライバーたちのせいでペースは遅い。カッパは蒸れるばかりでいいことなかった。やっぱゴアかねえ……って、毎年言ってるな。それにしても、水戸まで80kmもあるとは知らなかった。メシ食ってる暇ないじゃん。

_ 07:00

大洗。水戸からさらに20kmもあるとわかって慌てたが、なんとかセーフ。乗船手続きをすませたらメシでも食おうと、とりあえず窓口に行って、なぜ2時間も前に来いと言われたかが判明。手続きがおそろしく非効率で、すさまじい行列ができていたのだ。結局、並ぶこと1時間。ええかげんにせぇよ、ブルーハイウェイライン。結局、朝メシはパンを買って船内で食うことに。

_ 09:00

出航。甲板からすでに人に埋もれる大洗海岸を撮る。天候は回復して、暑いくらいのいい天気。でも、動きはじめると風が涼しい。とりあえず寝るとするか。ちなみに船はちょっと年期の入ったさんふらわあ号。船室にはBGMとして昔懐しい「さんふらわあのテーマ」が流れているゆー(年少の読者にはわからんかも知れないが、懐かしいのである)。

中央あたりに見えるのが大洗海岸。写真ではよくわからないけど、浜が見えないくらいに人がいるのである。

_ 12:30

昼食の案内が流れたので、起きあがる。よし、これで今日は合計7時間睡眠だ。食後は船室に戻って地図でも見よう。2等船室はこんな感じ。プライバシーがないと思うのはまちがいで、みんなプライバシーが「あるふりをする」という、日本人ならみんなが持っている優れた技能を発揮しているので問題ないのである。

二等船室風景。一人分の幅は50cmくらいか? 薄い敷布団と、毛布、枕があるだけ。

_ 19:00

午後になって少し揺れてきたので、地図を見て明日以降のおおざっぱなルートを決めたあとはまた寝てしまった。なんか寝てばっかし。でも、酔いどめ買うの忘れちゃったし、酔ったらいろいろ損だし(なにがだ)。で、こんどは夕食のアナウンスで起きたのであった。太るぞ、おい。夕食はバイキング形式で1600円。うーん、高い!!(そしてたいして旨くない)

_ 21:00

かみさんが連絡しろと言っていたので電話をかけようとしたら、クレジット通話が使えないことが判明。緑の公衆電話を装っているが、衛星電話だしな、これ。しかたがないのでテレカを買ったら、50度数で800円だと。さんふらわあ号のデザインだけど。で、この話のオチはっつーと、家は留守で誰も出ないという。なんじゃそら。むかつく〜。もう寝る!(またかい)。