SUPERCUB Tourists! 〜 カブに乗って旅に出よう!

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1998-09-13 魅惑の林道ツアー(1)篇[2]

_ 05:00

さすがに早く目が醒める。のそのそとテントをはい出して、トイレに。戻ってきたら和田さんを起こそうと思っていたら、すでに起きていた。和田さんも昨夜は早くに寝たそうだ。そりゃそうだわな。ワインの残りはきれいに空いていたけれど(笑)。夜露でテントがびしょぬれなので、乾くのを待つよりはとっとと出発し、自宅で干そう、ということにした。さっさとメシを食って、7:00には出発。

_ 07:30

キャンプ場からすぐに入れる、川上牧丘林道へ。標高2000mを超える大弛峠を目指す。この林道には、前回入れなかったので初挑戦。嬉しい。しかし、いきなりガレ場続きでなかなかハード。路面は固く締まっているけれど、大きな石が埋まっている上にわだちが深いので油断できない。そんな中、Webの表紙を飾るために走行中の写真を和田さんに撮ってもらう。自分がどんな格好で走っているのか、やっとわかった。確かに笑えるかもしんない。

_ 08:00

そうこうしているうちに、和田さんのC90が70,000kmの瞬間を迎えた。すごい。なにがすごいって、20,000kmのおれのマシンよりよっぽどきれい(笑)。それにしても、今日は和田さんに先導してもらっているのだけれど、これが速いのなんの。あっちは足回りがほとんどノーマルなのに、林道装備のこっちがどんどん引き離される。まぁ、他のOFF車での経験があるとは言っていたけれど、運動神経が違うって感じだなぁ。ライン取りやアクセルワークは、後ろから見ているだけでも勉強になる。たまにはソロ以外で走るのもいい経験だ。

大弛峠自体はそれほど展望がよくないとのことなので、少し手前で休憩。このあたりはロッククライミングが盛んだそうで、なるほど、険しい岩肌をさらした山が多い。すでに雲海が下方に見えるほど登ってきているので、カブのエンジンがぜんぜん吹けない。停車すると勝手にエンジンが止まってしまうほど。

_ 09:30

ハードな登りを終えて、下りは舗装路が始まる。登山客がブラインドコーナーに突っ込んでくるのでけっこう冷や冷やさせられる。和田さん曰く「下りはほとんど舗装済み」とのことなので、甘く見てたらけっこう未舗装区間が残っていて嬉しい驚き。こっちはそんなにハードじゃないので、楽しい下りだ。

_ 10:00

和田さんが未走行ということで続いて水ヶ森林道へ。前半は非常にフラットで固く締まっている、とても走りやすい。和田さんも気に入ってくれたようで、なぜか自分のことのように嬉しい。この道好きだし。が、後半は砂利が深かったりして、なかなか油断できない。まぁ、1本の林道でいろいろな表情が楽しめるのはいいことだ。ほとんど休まずに走りまくったので、このあとは写真なし。

_ 11:00

道の駅・甲斐大和で、はやめの昼食。あとはR20と和田さんオススメの裏道を使って、スムーズに帰ってきました。2日で林道3本は、なかなかおいしいルートといえよう。ごちそうさまでした。