SUPERCUB Tourists! 〜 カブに乗って旅に出よう!

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1990-05-05 津軽・下北篇[7]

_ 06:30

雨はあがっているが、予断を許さない状況。降らないうちに距離をかせいでおこう。

_ 07:30

24時間営業のドライブインで朝食。こういうトコって、助かるよなぁ。しかし、ここは近所の老人たちのたまり場になっているらしい。続々と集まってくる(思わず話の輪に混じってしまった……)。こんな時間に集まっちゃうところが健全というかなんというか。老人パワーはすげぇな。食ってるあいだにまた強く降ってきた。

_ 11:30

雨の松島にて詠めり。

松島や 空に中指 Fuck off

 (「せっかく松島に来たというのに、この雨では美しさも半減してしまいます」または、「でぇぃ! 雨ン中を観光なんてしてられっか! 通過だ、通過!」の意)

 温まるためにラーメンを食べる。冬には「ウニらーめん」なんてメニューがあって、思わずよだれ。今度食べに来たいな(寒そうだけど)。ここまでちょうど200km。あと150kmは走りたいけど(すでに1日に300km以上走ることが当然になってしまうほどCubが楽である証拠)、道も混でるし、無理かなぁ。

_ 16:00

うーむ。無理やり予定通り走ってしまった。宿探すのにちょっと苦労したからだけど。雨がかなりひどくて、やはりキャンプは無理。濡れたものも乾かしたい。もっとも、レッグシールドのおかげもあって、ブーツカバーがないにもかかわらず足元はそれほど濡れていない。あと、走行中は両足をクランクケース上に置いていたことも勝因だな。これで雨はほぼ完全に防げる。左足が妙に濡れているけど、これはレッグシールド唯一の穴である、燃料コックのところからの水らしい。これ、なんとかして下さい >HONDA

ここは、いわき市の街のなかで見つけた旅館。なぜか客はボクひとりらしい(ホントにGWなのかねぇ)。とうとう走行距離が2000km越えた。とんでもねー、と人はいふ、だな。しかし、なんだね。すでにこの時点で「次はどこ行こ」なんて考えてるし。雨はけっこうつらかったけど(特に今日のは……ぅぅ)、楽しかったよな、ホント。Cub以外のバイクでここまで楽しめたかどうか。ありがとう>Cub あと1日、がんばってちょ。