SUPERCUB Tourists! 〜 カブに乗って旅に出よう!

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1999-10-24 魅惑の林道ツアー(2)篇[2]

_ 06:00

霜びっしり寝ている間は、実はそんなに寒くなかった。でも、設営にミスって地面が凸凹だったので結局寝不足ぎみ。うーむ、何年キャンプやってんだよ。しかし、寒いものは寒いので、テントやカブの上は霜と言うか氷がびっしり。風景はすっかり冬だ。ガチガチ震えながらとりあえずメシ。

_ 08:00

いい天気それでも、今日も昨日に引き続いてとってもいい天気なので、陽が射しているところはぽかぽかしてくる。さっそくテントを日なたに持ち出して乾かす。その間、和田さんは写真を撮りにカブでどっかに行ってしまった。元気な人や。その後、ちょうど8:00に出発。西に向かうのに、一本林道を走っていくことにした。

_ 09:00

破壊されたレッグシールド一回道を間違ってから入った茨沢林道。国道をバイパスしてまっすぐ西に抜けられるルートになる。最初は砂利もなく、めちゃめちゃフラットでいい道!! 快調に飛ばしていると、突然石がごろごろし始めて、ひどい道に。たしかに地図にはそう書いてあったけど、最初においしいもの見せてこれはないだろー。油断していたら大きな岩をよけそこねて、左のレッグシールドにぶち当ててしまった。前から下部が欠けていたのが、さらにひどいありさまになってしまった。このままCafe Cub Meetingに行くのか、おれは。

_ 10:00

小海駅から県道に入ってぶどう峠方面へ。こんどはおれが先導。あとは最終目的地である御荷鉾林道を目指すだけ。それにしても、林道を走っているときは緊張と興奮(?)で忘れていたけど、やっぱり寒い。もう、こればっかりだけど、寒いったら寒いのだ。道はすいているので、平均60km/hくらい出ちゃうからよけいに寒い。ぶどう峠に着いたら、有無を言わさず停止して、休憩。

_ 11:00

御荷鉾林道塩ノ沢峠から、いよいよ御荷鉾林道へ。序盤の舗装はますます延びて、この林道もそろそろ走れなくなるかも、という感じ。でも、そこそこ進むとダートが始まる。なぜかそこかしこに大きな水溜まりがあるので、例によって飛び込んで遊ぶ。ひゃっほぅ。体の方もようやく慣れてきて、そこそこのペースで飛ばせるようになってきた。やっぱ、時々走りに来ないとダメなんだなぁ。

ところが、しばらく調子良く進んでいると、ダートの途中にいきなり「通行止め」。迂回路もないところにいきなり出てきても困るし、だいたい、バイクが通れるくらいの隙間が開けてあるあたりが胡散臭い。とうぜん、そのまま突っ込む。

_ 12:00

通行不能休憩を挟んでさらに走ると、こんどは「通行不能」という看板が。「通行止め」が多いが、「通行不能」は初めてだ。でも、バイクくらいは通れるだろー、とたかをくくって進んでいくと、道が消えていた(笑)。さすがにこれは通れんわなぁ。しかたがないので、Uターン。まぁ、戻りもダートを楽しめるからいいんだけどね(ガスの残りが心もとないけど)。距離的には全行程を走破したのと同じくらいの距離を走れたようだし。でも、Renoさんが御荷鉾の出口で待ってるとか言ってなかったか?(笑)

_ 13:00

名物途中で林道を降りて、R299で秩父方面へ。今回はこれで終わり。途中、恐竜の足跡の化石を見たり、「わらじカツ丼」という、それほど感心できない小鹿野名物を食べたり。あとは和田さんを先に立てて、青梅までひたすら走る。

そこで、最後に、4速化C90比較インプレッションのまとめ。ほどほどのアップダウンのある空いた道を、ノーマルの3速C90と一緒に走ったので、両者の違いがよく見える。ゆるい登り坂で30〜40km/h出るところだと、4速マシンは2速では回りすぎ、3速ではパワー不足になるので、2速でぐいぐい登れる3速マシンに置いていかれる。でも、40km/hを超えると4速マシンがちょうど3速でパワーバンドに入る一方で3速マシンは2速にするか3速にするか迷うところなので不利になる。同じように、20〜30km/hでは4速マシンが有利、50〜60km/hでは3速マシンが有利になる。あと、4速マシンが4速に入っても、ちょっと勾配があるとパワーが足らないので、3速で走るノーマルに置いていかれる時もある。なかなか難しいものだ。スポーツライディングには、ノーマルと4速マシンの両方を合わせた6速マシンがあれば理想的?(笑) でも、そんなにせわしないミッションじゃ、ツーリングを楽しむことはできないわけで、林道に入らずにツーリングをするのなら、3速のままでもいいのかも知れない。でも、同時に給油しながら走ってみたけど、確実に4速化した方が燃費がよかったことはあげておこう。