SUPERCUB Tourists! 〜 カブに乗って旅に出よう!

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1998-08-08 北海道爆走(1)篇[2] 室蘭〜千歳

_ 11:00

なんとなく目が覚めたらこの時間。熟睡には程遠いが、ま、今日は5〜6時間も寝れればOKでしょ。それより、案の定、風邪が悪化している。せきがひどい。怨むぞ、東日本フェリー。外はいい天気で、海はべた凪。これじゃ、ぜんぜん揺れないわけだ。レストランにあがって、安くて早くできるというカレーを食べる。まだ北海道っぽい食べものにありつけない。いいけど、好きだから >どろっとした和風カレー そうこうするうちに、室蘭に入港。わくわく。

_ 14:00

憧れの北海道に、ついに(バイクで)初上陸。フェリーから降りるとき、エンジンがかからなくてすげーあせった。ギアがローに入ってるとかからないなんて、ぜんぜん知らなかったぞ(ってをい)。それにしても、室蘭はごく普通の港町で、北海道に来たという実感はまだない。最初に入った店がローソンってのもまずかったか(笑)。走り始めると、いきなりすれ違ったバイクからピースを喰らう。おおっ、内地では絶滅していたピースサインが北海道でだけ生き残っているというのは本当だったか。嬉しいねぇ。とりあえず当面の目標は、こないだの札幌出張の時に千歳で見かけた巨大な鳥居の正体をつきとめること。R36をひたすら西へGo! おお、ガスが安い! レギュラー81円?!

_ 16:00

苫小牧。どの道も、たしかにすごく良くて、みんな90km/hくらいでばんばん飛ばす。でもなぜか、市街地に入るととたんに渋滞しちゃうので、いくつか街を通るこのルートは、意外に距離がかせげない。そろそろキャンプ場を探さないとまずいじゃん。室蘭では暑いくらいだった陽気も涼しく感じられるようになってきたので、スーパーに入って長そでのシャツを買った。なんと1000円(笑)。ついでにノドの薬も。走ってて咳込むとけっこうヤバい。

_ 17:00

千歳市内に入る前にキャンプにしようと思ってたのに、そのキャンプ場がない。道の両側は、ようやく北海道らしさ漂う原野が広がっているというのに……。北海道なんてどこもかしこもキャンプ場みたいなもんだと思ってたけど、甘かったか〜(笑)。が、地図によるとなぜか千歳市内に入るといくつかキャンプ場があるようだ。変なの。とりあえず一番例の鳥居に近いと思われる青葉公園内のキャンプ場に狙いを定めた。街の中心から少し離れた広い公園内の、広場がキャンプサイト。関東の「公園」という名称からイメージするとかなりはずれる。本当は市の管理事務所に届け出ないといけないらしいけど、すでに管理人は帰ったあとらしいので、先客のススメに従ってこっそりテントを張ることにする。広くて施設も整ってて、非常に良いキャンプ場。蚊が多いことだけが難点だけど、蚊取り線香は夏のキャンプの必需品だからね。近所から来ている家族キャンパーたちの他に、セロー氏とGPz氏。あいさつだけして、今日は休むよ……と思ったらどこかで花火大会が始まってしまった。とても寝られないくらいでかい音!! まいった〜。でもラッキーかも。梢の上に大輪がいくつも開いているのが見えたので、しばらく見ておく。